風通しを良くして風圧を軽減したり、樹形を整えるために、茂りすぎた枝を間引き剪定します。樹幹を覆う枝葉を切り過ぎてしまうと、幹が日焼けして枯れこんでしまこともあるので切り過ぎに注意します。
新葉の展開とともに、害虫や病気が発生します。そのために樹勢が衰えるのを防ぐために薬剤散布を行います。 当社では害虫防除にニームオイルを含む製品を使っています。(詳細)
気温の上昇とともに雑草が生えてきます。
鎌などによる手取りで根から除草を行います。
広範囲である場合には、刈払機などで刈り取ります。
広範囲であり、栽培植物から離れている場合などでは除草剤散布を行うこともあります。
庭木は秋に入って気温の下降につれて機能が衰え、やがて休眠します。常緑樹はそのまま越年状態となり、落葉樹は樹種によって黄・紅葉をはじめ、落葉します。
樹形を整えるために、茂り過ぎた枝を間引き剪定します。夏季剪定を行った庭木は土用枝や乱れ枝の切透かしをします。
常緑樹は寒さには弱いので強剪定に注意します。落葉樹は11月には休眠期に入るので、樹形を整える適期になります。
冬季は樹木の休眠期間で、落葉樹は冬の間は葉を落としているので樹形を整える適期です。常緑広葉樹は成長を停止し、じっとしているので強剪定を避けます。
落葉樹は葉を落とし休眠しているので、枝透かし、切り戻し、大枝おろしなど思い切った剪定をして樹形を整えます。
この時期に肥料を施すことを寒肥と言います。寒肥をすると、肥料が土の中の微生物によりゆっくりと分解され、春になると樹木に吸収されやすくなります。
樹木は萌芽後、葉を広げ枝を伸ばして生育を続けますが、5月頃になると一旦伸長を停止します。
開花後の枝整理が主で開花後すぐに行うのがよく、花の咲いた枝を切り戻して元気の良い枝と更新します。
マツは4月下旬頃に新芽(みどり)が伸び出します。みどりの伸び方は樹勢や樹齢により差がありますが、茂りすぎると樹形を乱したり、下枝が枯れ上がっていくので、みどり摘み(芽かき)を行います。
常緑樹は古葉を落として新葉と交代するなど、萌芽力が強く生育が旺盛な時期なので、強い切戻しで樹形を整えることができます。
今年の花が終わる頃に刈り込むと、その後伸びた枝の先端に花芽が分化し、来年たくさんの花を咲かせることができます。遅くなると花芽を持たない弱い枝しかつかなくなってしまいます。